日経新聞おとなバンド大賞:予選会

アナウンスしたとおり今回の帰省の目的は「日経新聞おとなバンド大賞」だったんですが、全国で750バンドもの応募があったらしいです。大阪の予選会に出場したのが15バンドで、予選会の数は全国で5つらしいので、単純計算で1/10に絞ったっぽいですね。

審査員曰く大阪は激戦区だったようで、15バンド中演奏に説得力のないバンドは皆無でした。とにかくウマい!アンジェラアキ似のピアノボーカルとか、総勢14人のTower of Powerコピーバンドとかいました(しかもアンサンブル美しい)。全国区のコンテストとなると予選のレベルの高さも半端なかった。

結局賞には漏れましたけど、うちのメンバー(家族ですが)にしてもちゃんとした場所で、審査まで受けるようなイベントは実に数年ぶりだったし、出場者はみんな真剣に音楽を楽しんでいる人ばかりなので、演奏もしっかりと聴いてもらえてまさに『至福』のひと時でしたよ。演奏終わってからホロリと泣けました。


実家に帰って、久々にバンドに合流した最初の練習では、気持ち的に自然に合流しすぎて離れていた感覚をまるで覚えなかったのですが、本番が終わってしまうと途端にノスタルジーの荒波にさらわれてしまい、そうかこれがホームシックというやつかと憮然となる一方、この家族と音楽活動の結びつきの強さが自分にもあったことに、安心とも、幸福とも呼べる気持ちを改めて感じました。


演奏後に司会者から一人ずつインタビューを受けたけど、こんな気持ちインタビューで問われても上手く答えられん。


そんなわけで私のインタビューは、つまりしどろもどろでした。