最近のヘヴィーローテーションはArenaにIQ、FrostにIt bitesとモロ人脈が被った英ロックなのですが。
It bitesの去年出したアルバム「The Tall Ships」について軽く紹介。
It bitesは80年代に人気を博したプログレッシブロックバンドで、ピーター・ガブリエル風のボーカルとアラン・ホールズワース風のギターを兼ね揃えた?フランシス・ダナリーが主役のバンドだったのですが、1990年に脱退。ダナリー不在で空中分解…していたはずなのですが、2006年になんと、我らがKINOのマスター、ジョン・ミッチェルがダナリーの代わりを努めてIt bites復活!と相成り、彼を加えた新生It bitesによる衝撃のニューアルバムが、このThe Tall Shipsです。
作品の方ですが、KinoにIt bitesのジョン・ベック(key.)が参加していたこともあり、Kinoに近くなるだろうと予想していたのですが、まさにKinoの新作といっても差し支えないくらいKino色が溢れています。しかし、It bitesの持っていたコミカルさ、ポップさ、コーラスのIt bitesらしさも併せ持っており、紛れもなく21世紀のIt bitesがここにいます。
- アーティスト: イット・バイツ
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2009/03/11
- メディア: CD
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