2023年はブログを書く頻度を上げていこうかな話と、将棋との付き合いの話

色々な理由で、数年前からTwitterでの情報発信をあまりしなくなった。相変わらず当ブログも放置気味だったことから、2023年は少し気分を変えて、ブログを書く頻度を上げていこうかな、と正月休みを過ごしつつ考えておりました。
しかしなんだかんだでダラダラとした時間が過ぎ、とっくに正月休みも終わって2回目の週末を迎えているわけです。


前からなんとなくまとまった文章量で書きたいと思っていたのが将棋の事で、前述の通りTwitterでの自己表現サボりがちになってから脈絡もなく急に将棋連盟のツイートRTする謎の野郎になってしまっていると自覚はしているので、将棋との付き合いがどんな感じに変遷してきたかを整理して書いてみます。


■出会い(小学生くらいの頃)

まず将棋の駒を触るようになったのが小学生高学年の頃で、友達と将棋崩しとかはさみ将棋をやっていた気がする。
駒の動きもこの頃覚えて、ダンボールに9×9のマス目を書いて将棋盤を作ったりしつつ子供の遊びで指す。
親も付き合いで指してくれていたかもだが記憶にない。
特に強くなることもなく、一旦将棋との付き合い終了。

 

■人と指す(20台前半)

大学を中退して専門学校に入る前のフリーター時代、派遣先の工場で将棋好きの同僚が何人かいて、終業後の深夜2時とか3時とかに1局指してから帰るみたいなことがよくあった。
基本的にみんな似たりよったりの初心者レベルで、勝ったり負けたりという感じだったが、話を聞きつけた経験者のおっさんが混ざってきて1回だけ指してボロ負けした記憶がある。
人と指した記憶はここまで。
この頃は見て楽しむような発想は特になく、月日が流れる。

 

■TVでNHK杯を見る(就職、三島移住後)

就職して1人暮らしになり、犬山から三島に移ったあたりから結構TVを見るようになり、日曜朝はアニメ~NHK杯将棋トーナメントみたいな視聴の流れが習慣化され、将棋を見て楽しむ発想が少し芽生える。ちなみにプリキュアフレッシュプリキュア!ハートキャッチプリキュア!が放送されていた頃である。
棋士羽生善治くらいしか分からない状態。(なので、付き合いの長さという点では羽生さんはずっと応援している)

 

■電王戦に興味を持つ(2013年~)

プロ棋士に関心を持ったきっかけはニコニコ動画で開催されていた電王戦で、最初は「ソフトの指し手をDENSOのロボットが指す」という内容に面白みを感じて見始めたように思う。
プロ棋士側は馴染みがない人ばかりだったが、その中で豊島七段(当時)がYSSを一方的に負かしたのを見て、なんて強い人間がいるんだ、と強く印象に残った。
ちなみにその時、三島に紙さん達に来てもらって三嶋大社で桜を見ながらiPadで電王戦を見たりしていた。懐かしい。

同じくらいの頃、NHKの夜のニュースで中村太地六段(当時)がなぜかコメンテーターをしていたのも印象に残っていて、羽生さん以外で最初に名前と顔を覚えたという点で豊島将之中村太地は今も引き続き応援している。
豊島さんは将棋で、私はニュースですかと中村太地七段には怒られそうである。

ただ、この時は将棋というより電王戦そのものに興味があったので、継続してニコニコ動画で将棋の中継を見たりするようにはならなかった。
ニコ動のプレミアムもAmazonプライム会員になるのと引き換えに解約し、ほとんど見なくなった。
また毎週NHK杯だけ見るという付き合いに戻る。

 

■新型コロナ情勢下、ABEMA TVの中継で第5期叡王戦を見る(2020年)

今のように習慣的に将棋を見だしたのは第5期叡王戦からで、この豊島将之竜王・名人と永瀬拓矢叡王の七番勝負はハチャメチャに泥仕合でめちゃくちゃ面白く、新型コロナウイルス情勢下で在宅消化コンテンツに飢えていた自分にスマッシュヒットしてしまった。

ちなみに豊島叡王藤井聡太が挑戦した第6期叡王戦も掛け値なしに最高のシリーズで、先手の豊島が捕獲され寸前の飛車を救い出すため相手の歩頭に銀を打つ鬼手から少しずつ後手の藤井の歯車を狂わせ、逆転に持っていった第2局は特に印象に残っている。

 

■現在

現在も見る方については中継されているものやABEMAの早指し企画などを中心にゆるく楽しんでいる。
Youtubeでは様々なチャンネルで対局の解説が作成され、それぞれの視点で指し手の意図や進行などを分かりやすく語ってくれるので、より対局内容を楽しむことができる。良い時代になったと思う。

指す方については、人と指す勇気は今のところ無いので、ぴよ将棋の2級を相手にたまに時間つぶしで指して、勝ったり負けそうになったら待ったをしたりしている。
戦型は四間飛車しかできないので、初心者ぶりが伝わると思う。

 

■終わりに

急にこういうエントリーでブログを書いた動機は、藤井聡太vs羽生の王将戦という世紀のタイトル戦が繰り広げられている真っ最中というのもあるが、今日中村太地七段のA級昇級がかかったB級1組順位戦の大一番が行われているからである。
今日決まらなくても依然として昇級の最有力候補であるが、第79期順位戦の結果を受けて順位が1つ上の澤田七段に今日勝って決めてくれると最高に格好良い。

 

以上です。