「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」を観てきた

やはりブログ更新をサボりがちになっている。
やりますと言ってなかなかやれてない事も多い。そういう人間なのは自分が一番分かっているので辛さしかない。

 


6/23の公開初日に「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」を観に、ららぽーと沼津にあるシネマサンシャイン沼津に行ってきた。
結構家から距離があるのでなかなか行かない映画館だが、三島で上映がないアニメ映画の時にたまに利用している。

 


青春ブタ野郎シリーズ」は原作は未読でアニメだけ見ているが、SFワードを連想的に青春ストーリーに組み合わせる作風がちょっと変わっていて面白いのと、主人公の咲太がニヒルな面を構えつつ周囲の人のために奔走する好漢なのが好きポイントの作品だ。
映画やTVドラマ等の劇伴でおなじみのインストバンド「fox capture plan」が劇伴およびED主題歌をずっと担当している。

 


今作は妹の「花楓」の成長や別人格の「かえで」の受け入れが主軸になっていて、既に顕現済みの思春期症候群であるためかSF要素はほとんど顔を出していなかった。
そういう点で原作未読勢としては肩透かしを食らったところもあったが、その分話がバタバタせず静かに兄妹のやり取りを見守ることができて、これはこれで良いところもあった。

 

 

映画への不満もあり、「ゆめみる少女~」に比べても上映時間が短い上で他映画のCMが上映開始から10分程度あったので、どうしても本編の短さが気になってしまった。
ただ、この長さで原作の魅力が十分に出せていたのであればいいかなとも思う。

 

 

今回時間の都合で初めてBESTIAスクリーンの利用になったが、座席が広くてクッション性がありとても快適だった。
前回までの利用でそういう記憶がないので、BESTIA用のスクリーン(シネマ6)のシートが特別製なのかもしれない。

 

 

ところで、SF要素、主人公がニヒルで好漢でシニカルなジョークを言う、というと自分は菅野ひろゆき作品を思い出してしまうが、SFサスペンスでは定番の味付けなのだろうか。

 

 

fox capture planのアルバム「Discovery」には、現代ジャズ調にアレンジされた「不可思議のカルテ」が収録されている。ちょうどよい余韻に浸りたい人にはおすすめだ。

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以上です。