自分史・RO3日目

〜β2・chaos〜fenrir(β2〜EP1.5)〜chaos〜

lyharに誘われて新生森野王国に入ったのは2002年の8〜9月頃だっただろうか。
新生森野王国は元々神聖森野王国というギルドに所属していたJISOが独立して立ち上げたギルドで、ここで世話になった人はlyhar、JISO以外にクレア、トビ、フィスなどが居る。
俺がROで初めて入ったギルドであり、思い出もなくはないがこのギルドでは狩りはソロばかりだった気がする。
また新人とコミュニケーションを取ろうとしない人も何人か居た。
先ほど挙げた人はみんな好きで同じ場所に居なくてもギルチャは盛り上がったものだが、ギルドそのものについては俺はそれほど好きではなかったかもしれない。


やがてサーバーの人数が多い時間帯になるとPTやギルド機能が死ぬようになる。
森野王国がこんな感じだったので俺は第4サーバーであるfenrirに逃げ込む事にした。この頃の記憶はかなり曖昧でありSSやチャットログがないのが残念でならない。
fenrirは俺に臨時公平PTの楽しさを教えてくれたサーバーであった。俺は剣士の=侍=を50程度まで上げると、臨時公平PTに入ってOD1Fに行った。これが俺の最初の臨時である。
色々な人との会話が楽しめる臨時に味をしめ、ここでは臨時だけで育てる事にしようと決めて、何かステに特徴があった方がいいと思っていた事もあって=侍=はlv67までAGIしか振らずに育てた。
臨時ではよくASPDが早いと褒めて頂いた。しかし装備は貧乏装備で木琴も当然持っていなかったので激しく弱かった。当時の周りの人も同じであったと信じたいところだ。
臨時を渡り歩く毎日で特別に親しい人は居なかったが、毎日臨時広場に居た為それなりに仲良くなった人はかなり居たが、名前を覚えている人となるとツデローヘデムベト-ンというハンターくらいだ。理由は名前が面白かったからである。
記憶によるとこの侍が63lvになった時にβ2最終日を迎えたと思う。臨時広場の仲間とPTを組んでゲフェンに繰り出し、カウントを迎える。DOPやJKが複数沸いて瞬く間に死ぬ。
fenrir時代は、手近に手に入る楽しさを求めて臨時をずっとやっていたが、自分以外の全てとちょっとした距離があった気がする。ギルドに所属する意欲がなかったというのもある。
サーバーの具合はβ2から日本に移ってのEP1.5になっても大して変化はなかった。
PTやギルドの状況についてはどうだったか覚えていないが、俺はchaosに戻り、fenrirで味をしめた臨時にwizを持っていった。
その何回目かの臨時で知り合ったのが「すこやか」のギルマスのSnowNocturneだ。


すこやかはα時代からROをやっていた人が多い古参ギルドであった。俺はここにSamlie2というwizで入ったがその入り方というのが変で、
臨時に行ってギルマスのSnowからPT加入要請と間違えてギルド加入要請が来て、俺がちょっと覗いてやろうと思ってOKを押したら歓迎されてそのまま居座ったのである。時期は2002年の12月頃か。
マスターで騎士のSnow、プリのholybell、ハンターのチルの3人とはよく遊んだものだった。
べるはかなりオットリ目で支援もヘタであったがSnow、チルはかなりスキルフルな連中で、4人でしょっちゅうぎりぎりの狩りをしていた。(べさんを呼ぶ時べるさんと言うとこの頃を思い出して何となく懐かしい)
時代柄まだChaosの全体的なレベル層も60〜70が多く、この時代の臨時の主役はODやGH騎士団1F(俗に言う図書館)であり、
GH2F、時計地下ペノmapなどは隠れた名所扱いで、冒険心全開で特攻して死にまくる事ができたのである。
俺が一番好きだったのはペノmapであるが、当時のペノmapはまだwizとプリで効率よく狩るようなやり方をしている人がほとんどおらず、前衛、後衛プリ2とか6人編成などで突っ込んでいるPTが多いという、今では想像しにくいものであった。
ペノはリンクmobのため粘っているとどんどん増えていく。ニューマが切れた瞬間死んで決壊した後PTMがなぎ倒されていく様はなんとも笑えた。
城2Fの方はさらにシャレにならず、有名な話だが当時のGHのmobというのはATKが今より高かった。そしてGH2Fと1Fを結ぶ階段辺りは、しょっちゅうアンタッチャブルな状態になっていた。だからMHをつぶすのは

こんな案配であった。5,6PTいるだろこれ、みたいな感じでジリジリ進む。禿はスプラッシュ攻撃なのでこんな密集していると斬られた時とんでもない事になったりもする。というかとんでもない事になった時のSSであった。
これはdtiのサーバーに上げていて残った数少ない当時のSSであった。


新生森野王国はギルメン交流の楽しさを教えてくれ、すこやかはPTプレイの楽しさを教えてくれた。新生森野王国は既にないが、

すこやかはまだchaosにあり、俺のwizも所属していて、時々繋ぐとたまに人が居たりして会話をする事もある。
だが既にbaldur生活が2年目になろうとしている俺が合わせられる話はわずかである。


すこやかでの日々を経て自分は新生森野王国のlyharに誘われてlydiaに行く事になる。このlyharというのがアメリカはカリフォルニア州在住の日本人で、外国のIPが弾かれている間日本の串鯖を経由してプレイしていたという猛者であった。


〜続く〜