鍵盤を弾いて楽譜情報を入力、何と呼ぶ?の話

前回のブログでDTM音源のセールの話をしたが、IK Multimedia - Hammond B-3X については記事公開時点でとっくにセールが終了していたらしい。
やってしまいました。
またいずれのセールで相まみえましょう。

 

SampleTank 4 MAX v2は買ったので週末に触る予定

 


Twitter上での話題への便乗で、DTM時に鍵盤を弾いて楽譜情報を入力することをなんと呼ぶか?について考えてみた。

 


結論から言うと、「リアルタイム入力」がそのために用意されている言葉のようだ。
確かに「マウス、キーボードによる入力」とも「ステップ入力」とも差別化ができている。

 


他に鍵盤を弾く形での入力を指す言葉は以下のようなものが考えられる。

 


■打ち込み

 

これは入力方法にとどまらず「DTM」そのものを指すような広義な言葉としても用いられる。

 

入力方法を指す言葉として限定する時、ニュアンスとしては「打ち込み」はマウス入力を指すイメージがあるが、鍵盤を弾いて入力していても「打ち込み」と言って間違いということはなく、「打ち込み」だとマウス入力なのか、鍵盤を弾いて入力しているのか差別化できていない。

 


■鍵盤入力

 

これは私が使いがちな表現で、鍵盤を弾いて入力しましたという直球表現で伝わりやすいと思っているが、ステップ入力との差別化ができない問題を抱えている。
私の場合はステップ入力の場合はそのように言うので会話上での差別化は問題ないが、文章を書くようなケースでは最適な表現では無いと思う。

 


■録音

 

DAW上では楽譜入力用の機能として「録音/Recording」が用意されていることがほとんどだが、オーディオ録音と混同してしまうので、楽譜情報の入力方法を指す言葉としては使いにくい。

 


MIDI録音

 

「鍵盤入力」と表現は変わるが言ってる事は概ね一緒である。
ステップ入力との差別化ができない点も同様。
「鍵盤入力」は私が勝手に言っているだけなので、こちらの方が市民権のある言葉な気がする。

 


というわけで、「リアルタイム入力」は表現としては硬めで好みが分かれそうではあるが、一番誤解を与えにくい言葉のように思える。

 


ついでなのでBing AIにも聞いてみたが「『鍵盤演奏によるMIDI入力』と呼ぶことができます。(後略)」とのことだった。
もうちょっと良い表現を拾ってきて欲しいw


以上です。

今欲しいDTM音源の話(ブラックフライデー関連)

去年の夏にspectrasonic KEYSCAPEを購入してからしばらく、DTM音源を新しく購入する機会がなかったが、今年のブラックフライデーではいくつか買い足したい音源がありそうだ。
セール情報のない音源も含め、今欲しい製品について書いてみる。

 


■IK Multimedia - SampleTank 4 MAX V2

 

多分9年くらい前にSampleTank3を発売記念セールで購入しており、現在も色々な場面で出番がある。
ジャンルによるが3~4割くらいSampleTankで構成していることも多い。

 

SampleTank 4 MAX V2ではMiroslav Philharmonik 2がバンドルされてるそうなので、使いやすいストリングスがあれば嬉しい。
ストレージを500GBくらい占有するようなので、インストールできるかどうか検討が必要。

 


■AMPLE SOUND - AMPLE GUITAR M III

 

以前からじんわりと欲しかったアコースティックギター音源で、最近無料のLite版を触って購入欲が急速に刺激されている。

 

現在ストラム系はKOMPLETE11に入っているSTRUMMED ACOUSTICを使っているが、フレーズを自分で打ち込みたい人間にはあまり合っていないところがあり、AMPLE GUITARシリーズはかなり良さそうに見えている。


ただし、今のところセールは来てないので、セール来たら買う枠。

 


■IK Multimedia - Hammond B-3X

 

めちゃくちゃ本物っぽいB-3の音鳴ってすげえなあ~と前から思ってたので今回のセールで衝動的に買うかもしれない。


個人的にはLogic付属のVintage B3で満足してなくもないので迷っているところ。

 


■XLN Audio - Addictive Drums 2 : Jazz Collection

 

現在Addictive Drums 2 : Studio Collection を使っているが、ジャズ系のドラム打ち込みで結構難儀をしているのでそのうち欲しいと思っていた枠。


こちらも今のところセールは来ていない。

 

 

11月に入ったばかりなのに既にブラックフライデーセールの情報で飽和気味だが、真面目なメーカーはちゃんとしたブラックフライデーの時期に合わせてセールをしてくると思うので、今年はちゃんと追っかけておきたい。

 

 

AMPLE GUITAR M III。LITE版は無償ダウンロード可能なのでお試しで触ることができる

 

 

こちらはAmple Guitar M Lite IIを使った習作(曲はブルーアーカイブの「Constant Moderato」の一部)。Lite版なのに触ってて結構気持ち良いのでいいギター音源だと思った。



以上です。

ランニング経過報告(10月)

快適な気温からやや寒くなりつつ。

 

 

■体重(去年10月時:68.8kg、目標-3kg)

64.0kg→64.0kg(9/30測定→10/31測定)
増えてなければまぁ・・

 

■ランニング内容

9月のコースを継続。

 

 

以上です。

M3-2023秋お疲れ様でした、の話

2023年10月29日(日)開催のM3に、突発的に参加した。

M3はサークル、一般含めて初めての参加となる。

 



以前から作品でお世話になっているサークル「もぜ園」のmozellさん(@mozeen_mozell)の随行員として、私と弟のmartin(@matsumartin)の2人でお邪魔させて頂くことに。

また、打ち上げではお店を手配して下さったくふさん(@kuhudon)も合流。


朝から晩まで最高に楽しい1日になりました。

 

 

mozellさんには、一度お会いしてこれまでのお礼を言いたいなという思いがあったのだが、今までのお礼を伝えるどころか、さらにお礼を言うことが増えるという。
改めて、ありがとうございます。

 

M3も徐々に新型コロナ禍から正常化ということで、サークルスペース通行証が2つから3つ配布に戻ったということもありがたかった。

 


交通経路は、6:12三島発の東海道本線、横浜で京急に乗り換えて8:14平和島着、そこからTRCまで歩きというルートを取ってみた。


1.5kmくらいは距離としてはなんでもないが、荷物がある時は素直に流通センター前まで電車移動が良さそうだった。

 


当日は設営段階から終了後の打ち上げまで、とにかく音楽制作の話がいくらでもいくらでも湧いて出た。


音源の話、鍵盤の話、今と昔の制作環境の話、DAWの話、作った曲の話、作曲のノウハウの話、サブスクの影響でCDが売れない話・・

 

martinとは実家で顔を合わせることはもちろんあるのだが、ゆっくり音楽の話ができるような時間やシチュエーションはなかなかなく、そういう点でも貴重な時間を過ごさせてもらった。

 

ただ、打ち上げの席では、熱が入りすぎてしまい、すいません。
声が大きくなって店員さんに釘を差されてしまったのは、多分私が原因かと思います・・

 



ところで、今回兄弟でM3のmozellさんのスペースへの参加になったことには背景があり、以前から我々兄弟のサークル「klang-Gear」と「もぜ園」さんで合同作品を制作中で、その進捗報告から話が膨らんで今回参加させて頂くことになったのだった。

 

作品自体はまだこれから形にしていく段階だが、改めて良いものを作っていきたいという気持ちを強くしている。

 


また、いずれ「klang-Gear」でも作品を作り、自サークルでスペースを出したい。
それが遠い未来にならないよう、具体的な作品のイメージをしていきたい・・

 


気の滅入る日常に忙殺されるうちに、こうした気持ちの高まりも有耶無耶になってしまうかもしれないが、「M3にklang-Gearで出る」ことを近い未来の目標にしたいと思った。

 


以上です。

SYNCROOMで快適にセッションをするにはメンバー全員の意識の高さが必要という話

前々回、前回の記事で連鎖的に思い出したこと、SYNCROOMに関するあれこれを書いてみる。

 

写真はSYNCROOMとは関係ありません

 


「小河邸の約束Final」では、SYNCROOMを利用したリモートセッションで、2022年2月から11月のライブ本番まで月イチペースで練習を実施した。

 

「小河邸の約束」は「Final」で9回目の開催だが、従来は実家(兵庫県)のスタジオに全員集めて練習という形を取っていた。
これまで私は遠方(静岡県)なので練習には参加せず、ライブ直前のリハーサルで初めて合わせるという形だった。

 

「Final」ではそもそもの練習がSYNCROOMベースだったので、遠方の自分も練習に参加できる。
これを参加できて良かったと見るか、逃げられないと見るかは、一長一短・・

 


練習の中終盤は実家と私の家の2拠点でSYNCROOMでセッションを行っており安定性の面で問題は無かったのだが、初期練習では最大5拠点のリモートセッションからスタートしていた。
新型コロナ対応で、大人数を集めての練習が難しかったためだ。

 

拠点が多いほど、各拠点での通信品質と、オーディオドライバのレイテンシの良し悪しが全体のセッションの足を引っ張ってしまう。
残念ながらこの点で足並みが揃っていたとは言い難く、スタジオ個室からiPhone版SYNCROOMで参加したメンバーがいた時などは演奏が成立しなくなってしまった。

 

そうした経験と、新型コロナ情勢の経過などでSYNCROOMの接続拠点は減らす方向になっていき、最終的に実家と私の家の2拠点になった形だ。

 


また、安定した品質でセッションが可能になっても、別な問題も存在する。
お互いがヘッドフォンを装着している状態であれば通話も行えるが、実家側では1曲終われば外してしまう人が多く、こちらからの呼びかけが届かないことがストレスだった。

 

ライブ本番も去年末に終わり、めでたしめでたしではあるが、楽しいばかりのオンラインセッションでは無かったな、と振り返っている。

 


SNS上ではSYNCROOMのセッションを配信したり、募集している人も多い。

 

何度か偵察したことがあるが、これらの人は元々SYNCROOMでセッションすることに慣れていて通信やオーディオドライバの問題はクリアしていることが多く、また基本的に全員がヘッドフォンで音を出すためコミュニケーションの面でも問題がないんだなぁということを思った。

 

小河邸の約束Finalの練習環境が特殊過ぎたのかもしれない。

 


今まで見た中で一番ガチなSYNCROOMセッションだと思うのは、黒沢ダイスケのYoutubeチャンネルで行われるDream Theaterの演奏会である。
超高難易度の曲をセッションで成立させるために通信関係は相当拘ったということを、初期の配信の時に聞いたか読んだ記憶がある。

 


「小河邸の約束」は終わったが、私のSYNCROOM練習環境はそのまま残っている。

 

ゲーム音楽のセッションなど、下手ですがお誘いがあれば喜んで。
楽器は鍵盤になります。

 


以上です。

今使用しているヘッドフォン、イヤフォンの話

前回の記事に関連して、現在使用しているヘッドフォン、イヤフォンについても、改めて用途を書き残しておこうと思った。

 


まずはヘッドフォン2台。

 

■audio technica ATH-M50xGM

YAMAHA MW12cに接続しており、iMac(Logic)での作曲や、曲の練習に利用している。


sennheiser HD 599 SE

YAMAHA AG06に接続しており、WindowsPCでのリスニングや音声編集、SYNCROOM利用のセッションに利用している。


蛇足だが、MW12cはiMacのオーディオインタフェースとして、AG06はWindowsPCのオーディオインタフェースとして使っているので上記のような使い分けになっている。
(ただしWindowsPCについてはもう1台BEHRINGER UMC22も繋がっていて若干複雑になっている)

 


後はイヤフォン。

 

■NUARL NX01A

現在唯一残っている有線イヤフォン。
ほとんど出番が無くなっているが、新幹線での移動中にノートPCに繋いだり、iPhoneデレステをプレイする時に利用している。

 

JBL FREE X

フルワイヤレス。NX01Aと合わせてお出かけのお供。こちらは音楽再生用。
最近ほとんど電車でのお出かけをしていないので、出番がない。

 

YAMAHA TW-E3C

フルワイヤレス。職場に置きっぱなしで、昼休みに音楽を聴く用途のみ。
一時期ランニングで利用していたが、バッテリチャージャとの接触が悪くなったので今はなるべく動かさない方針にしている。

 

■Anker Soundcore Life P2i

フルワイヤレス。ランニング専用。
上記の通りTW-E3Cの代わりとして過酷な用途の生贄になった。
ランニングシューズ同様、使い潰すつもりで。

 


ヘッドフォンは自宅用、イヤフォンは外出用という分かりやすい使い分けになっていると思う。
(無駄に台数が増えたことには目をつぶる)


現在のところ買い替え欲は落ち着いていて、今後はランニング用のP2iが壊れたら買い替えるだろう程度となっている。
これ以上増やすシーンも思いつかない。

 

 

HD 599 SEのイヤーパッドはふかふかなのでアヤベさんに向いている



以上です。